ジムとピラティス、どちらを選ぶべきか悩んでいる方も多いかもしれません。2つの違いを十分理解して選択することで、自身が望む効果を期待できる可能性が高まるでしょう。
本記事では、ジムとピラティスそれぞれのメリット・デメリットや併用した場合の効果などについて、詳しく解説します。
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結局、ジムとピラティスはどっちがおすすめ?
ジムとピラティスどちらを選ぶべきか悩んだら、自身が「運動を始めたい」と考えた理由を思い浮かべてみましょう。
ジムでトレーニングを行うことは、筋肉量を増やしたくましい身体をつくることに役立ちます。一方ピラティスが目指すのは、姿勢の改善や身体をしなやかにすることです。
どのような効果を目指して運動を始めたいのかによって、ジムかピラティスかを選ぶとよいでしょう。
ジムは筋肉量を増やせる、ピラティスは骨格を整えられる
トレーニングマシンを使用し、おもに繰り返し負荷をかけることで筋肉を肥大させたり、筋力アップを目指したりできることがジムの特徴です。
アウターマッスルと呼ばれる身体の表面付近に位置する筋肉を鍛えることで、ボディラインを変化させたりメリハリのある身体をつくったりすることに役立ちます。
一方ピラティスは、自重や専用の器具を用いることでインナーマッスルを鍛えるエクササイズです。インナーマッスルは身体の内側にあり、姿勢の維持や関節の安定に重要な役割を果たしているため、鍛えることで骨格が整い姿勢の改善が期待できます。
迷っているなら、先にピラティスを始めるのがおすすめ
ジムとピラティスの特徴を理解したところで、それでもどちらがよいか迷っているならピラティスから始めてみるのがおすすめです。
ピラティスでインナーマッスルを鍛えておけば、体幹や関節の動きが安定しやすく、ジムで行うウェイトトレーニングがより効果的に行えます。ケガのリスクを軽減することにも役立つでしょう。
引き締まった美しいボディラインに近づくため、効果的なトレーニングを行うには、まずはピラティスを先に始めてみるのがおすすめです。
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ジムとピラティスの違い
ジムとピラティスの主な違いを、以下にまとめました。
項目 | ジム | ピラティス |
トレーニング内容 | 負荷が高めの運動 | 比較的軽めの運動 |
期待できる効果 | 筋肉肥大・筋力アップ
ダイエット(カロリー消費) 基礎代謝の向上 |
姿勢の改善
骨盤矯正 柔軟性のアップ ダイエット(引き締め) 基礎代謝の向上 |
トレーニング環境 | 活気に満ちた環境 | 静かで集中できる環境 |
価格相場
(トレーナー付き) |
高額になりやすい | グループレッスンは比較的リーズナブル
(パーソナルレッスンは高額になりやすい) |
トレーニング内容や期待できる効果など、ジムとピラティスには異なる点があります。2つの違いを理解しておけば、自身の目的に合った効果的なトレーニングにつながるでしょう。
ここではジムとピラティス、それぞれの違いについて詳しく解説します。
トレーニングの内容
ジムではマシンを使用したレジスタンストレーニング、いわゆる筋トレや有酸素運動を行います。
主に筋力アップやカロリー消費を目的とするジムでは、効果を高めるため中強度(ややきついと感じる程度)で行うことが一般的です。
一方、筋肉を部分的に鍛えるジムトレーニングに比べるとピラティスは比較的負荷が少なく、どちらかといえば全身を鍛えるエクササイズであるといえるでしょう。
ピラティスは、大きく分けるとマットピラティスとマシンピラティスの2種類に分類されます。
その名のとおり、マット上でおもに自身の体重を利用して行うマットピラティスは、より全身を鍛える要素の強いピラティスです。一方、専用のマシンを用いるマシンピラティスは、全身を鍛えつつも気になる部分にもアプローチできる点が特徴であるといえます。
2通りのピラティスを使い分けることで、より理想のボディラインに近づける可能性が高まるでしょう。
期待できる効果
ジムで行う負荷の高いトレーニングで期待できるおもな効果は、筋肉の肥大や筋力アップです。また筋トレすることで消費できるカロリーはそれほど多くありませんが、筋肉量が増えれば太りにくい身体づくりに役立ちます。
これは筋肉量が多いほど、生命維持に必要な最低限のエネルギー消費量である基礎代謝量が高まるといわれているためです。筋トレに加え、フィットネスバイクやランニングマシンなどを活用した有酸素運動を行えば、よりダイエット効果が高まるでしょう。
もちろん、インナーマッスルを鍛えられるピラティスでも筋肉量の増加は見込めるため、ダイエット効果が期待できます。さらに姿勢を整えたり柔軟性を高めたりといったことにより、しなやかなボディラインを目指せる運動が、ピラティスであるといえるでしょう。
トレーニング環境
店舗のスタイルによっても異なりますが、社交的な雰囲気のなかエネルギッシュなトレーニングを行うことが多いジムに対し、ピラティスは比較的静かな環境で集中してエクササイズを行うのが特徴です。
とはいえ、トレーニングに集中できるパーソナルジムや、BGMが流れにぎやかな雰囲気のあるピラティススタジオもあります。
さまざまなタイプがあるため、ジムとピラティスどちらかを選ぶ際は他の特徴もあわせて検討しましょう。
価格相場
ジムとピラティスの価格相場の比較は、以下の通りです。
ジムの価格相場 | 公営ジム(1回):200〜400円 |
会員制ジム(月額):5,000〜15,000円 | |
パーソナルジム(月額):100,000〜150,000円 | |
ピラティスの価格相場 | グループレッスン(月4回):10,000〜15,000円 |
パーソナルレッスン(1回):8,000〜10,000円 |
県や市など、自治体が運営するスポーツジムは価格の安さも魅力ですが、一人でのトレーニングが必須です。会員制ジムではトレーナーをつけることも可能ですが、追加料金が必要となるでしょう。パーソナルジムに通うとなると、10万円を超えることも珍しくありません。
トレーナーやインストラクターによる指導を希望する場合は、ジムよりもピラティスのほうがリーズナブルな価格で受けられる傾向があります。
ジムのメリット
ジムのメリットは、以下の3つが挙げられます。
- 見た目の変化を感じやすい
- 使えるマシンの種類が多い
- 風呂やサウナを利用できる
ジムではさまざまなマシンを活用し、やや強めの負荷でトレーニングを行えるため、効果は比較的実感しやすいでしょう。トレーニング後、リフレッシュできるお風呂やサウナを設けている施設が多い点もメリットです。
それぞれのメリットについて、詳しくみていきましょう。
見た目の変化を感じやすい
ジムでの筋トレは、比較的見た目の変化を感じやすいことがメリットです。気になる部分、鍛えたい部分に焦点を当て負荷をかけることで、全身をまんべんなく鍛えるよりも効果が出やすくなるでしょう。
とくに自宅にはない本格的なトレーニングマシンを活用することで、効率よく希望する部位を鍛えられます。
特定の部位を鍛えたい、引き締めたいという場合は、ジムでトレーニングを行うことで理想をかなえやすくなるでしょう。
使えるマシンの種類が多い
使えるマシンの種類が多いことも、ジムでトレーニングするメリットの一つです。
規模にもよりますが、トレーニングジムには腹筋や背筋、太もも周りの筋肉を鍛えるマシンから、ランニングマシンやフィットネスバイクなど有酸素運動に適したマシンまで、多くのマシンが揃います。
理想の筋肉づくりに適したトレーニングからダイエットのための有酸素運動まで、さまざまなケースに対応できるでしょう。
風呂やサウナを利用できる
トレーニングジムのなかには、お風呂やサウナを備えたジムもあります。汗を流した後にリフレッシュできる設備がある点は、ジムの大きなメリットであるといえるでしょう。
お風呂やサウナに入ることは、単にかいた汗を洗い流すだけではなく、ストレス軽減や疲労回復、リラックス効果が期待できます。
また、お風呂やサウナで身体を温めると、血行の促進にも役立つでしょう。血行が促進されれば代謝アップやむくみの解消が見込めるため、ダイエットのサポートにも有効であると考えられます。
ジムのデメリット
ジムでトレーニングを行うデメリットは、以下の2点です。
- ケガのリスクがある
- トレーナーに指導を受ける場合は高額になる傾向がある
身体に高い負荷をかけて行うトレーニングが中心のジムでは、ケガのリスクが高まります。また、トレーナーをつけてトレーニングを行う場合は、費用が高額になってしまうことがある点もデメリットであるといえるでしょう。
ケガのリスクがある
マシンを使用し、高い負荷をかけて運動を行うジムでは、トレーニングの効果が出やすい一方で、ケガのリスクを高めてしまうことがデメリットです。
自身の筋力に合わない高い負荷をかけたりマシンの使い方を間違えたりしてしまうと、ねんざや肉離れといったケガのリスクがより高まってしまいます。
ウォーミングアップを含めた正しいトレーニングのやり方や、自身にあった負荷についてのアドバイスを受けたうえでトレーニングを始めると、ケガの予防に役立つでしょう。
トレーナーに指導を受ける場合は高額になる傾向がある
比較的低価格な会員制のスポーツジムでも、トレーナーによる指導を受けることで料金がプラスされるケースがあります。
とくに利用者一人ひとりの目的や体力、体型にあわせて個別にトレーニングプログラムを提供するパーソナルジムでは、より高額な傾向です。
トレーナーがつくことで効果や安全性が高まる可能性はありますが、費用面でも継続が可能かどうか確認しておく必要があります。
ピラティスのメリット
ピラティスの主なメリットは、以下の4つです。
- 初心者でも始めやすい
- ボディラインがしなやかに変化しやすい
- 姿勢を整えられる
- 基礎代謝の増加を促す
普段あまり運動をしない方にとって、それほど強度の高くないピラティスは気軽に始められるエクササイズであるといえます。また、ボディラインや姿勢を整えるだけではなく、消費カロリーを高められる可能性があるピラティスは、ダイエットのサポートにぴったりであるといえるでしょう。
初心者でも始めやすい
筋トレやランニングなど、ハードな運動は苦手という方も、比較的強度が低くゆっくりとした動きで行うピラティスなら始めやすいでしょう。
ダイエット目的の運動であれば、継続することが重要です。強度の高い運動は長く続ける自信がない方も、身体への負担が少ないピラティスなら継続できる可能性も高まるでしょう。
ピラティスという運動が習慣化すれば、体型の維持はもちろん健康づくりにも役立ちます。
ボディラインがしなやかに変化しやすい
ピラティスは、ボディラインを整えることに欠かせないしなやかで柔軟性のある筋肉をつくることに役立つエクササイズです。
ピラティス特有のインナーマッスルに作用する動作や姿勢、呼吸法を身につければ、しなやかな筋肉づくりに役立ちます。しなやかで柔軟性の高い筋肉を得られれば、理想のボディラインを手に入れやすくなるでしょう。
姿勢を整えられる
ピラティスは身体の深い部分にある筋肉、インナーマッスルを鍛えることで姿勢を整える効果が期待できるでしょう。
ピラティスによって鍛えられたインナーマッスルは背骨や骨盤、関節をコルセットのようにサポートし、背骨にある首、胸、腰の3つのカーブを自然に整えます。
背骨のカーブがきれいなS字を描くことで全身のバランスも整い、美しい姿勢を維持できるようになるでしょう。
基礎代謝の増加を促す
ピラティスでインナーマッスルを鍛えれば、基礎代謝量の増加が見込めるでしょう。これは筋肉量の増加に伴い、基礎代謝量も上昇するといわれているためです。
つまり、ピラティスを行えば消費エネルギー(カロリー)の増加が期待でき、ダイエットにもつながると考えられます。
ピラティスは、無理なく継続しやすい強度のエクササイズです。ピラティスを続けることで筋肉量を維持すれば、太りにくい身体づくりに役立つでしょう。
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ピラティスのデメリット
ピラティスのデメリットは、以下の2点です。
- 効果を実感するまである程度時間がかかる
- 慣れるまで動きが難しい
個人差はありますが、回数を重ねなければ効果を感じにくい、正しい動作やポーズを身につけるのが難しい、といった点がピラティスのデメリットとして挙げられることがあります。
ここでは、ピラティスのデメリットについて詳しくみていきましょう。
効果を実感するまである程度時間がかかる
ピラティスは、ジムでのトレーニングと比べると身体への負荷が高くないうえ、インナーマッスルを鍛えるためのエクササイズです。身体の奥に位置する目に見えない筋肉を鍛えることから、目に見える変化を感じにくい点がデメリットであるといえます。
ピラティスの効果を期待するためには、継続して実施することが必要です。このことを理解したうえで、取り組むかどうかを検討してみるとよいでしょう。
慣れるまで動きが難しいと感じることも
ピラティスの動作やポーズは、始めたばかりの初心者の方には難しく感じてしまうことがあります。慣れてくればスムーズに行えるようになりますが、初期の段階で間違った動作が身についてしまうと、ピラティスの効果が十分期待できないかもしれません。
そういった心配がないよう、ピラティスを始めようと考えている方は初心者向けのレッスンに参加するのがおすすめです。正しい動作を身につけることで、目指す効果を得られる可能性がより高まるでしょう。
それでもやはり「ピラティスは難しそう」と感じる場合は、マシンが動作をサポートしてくれる「マシンピラティス」から始めてみてはいかがでしょうか。
マシンピラティスに取り組んでみようと考えたら、マシン専門ピラティススタジオ「pilates K(ピラティスケー)」がおすすめです。多彩なプログラムのもと、初心者の方でも無理なく取り組めます。
ジムが向いている人の特徴
ジムでのトレーニングが向いているのは、以下のような特徴のある人です。
- 筋肉を鍛えて強化したい人
- 自分のペースでさまざまなトレーニングをしたい人
- 短期間で効果を出したい人
たくましい筋肉を目指したい方、多様なトレーニングマシンを存分に活用し自身のペースでトレーニングしたい方、比較的短期間で理想のボディを目指したい方は、ジムでのトレーニングがおすすめです。
筋肉を鍛えて強化したい人
運動の目的が筋肉の肥大や筋力アップである場合は、ピラティスよりもジムでのトレーニングがおすすめです。もちろんダイエット目的でも、あわせて筋肉をつけたいという場合はジムを選択するとよいでしょう。
ジムには、部位別に鍛えられるウエイトマシーンをはじめ、ダンベルやバーベルなどのフリーウエイト、有酸素マシンなどさまざまなマシンがあります。これらを使用してたくましい筋肉を手に入れたい、パワーをつけたいという方はジムでのトレーニングが向いているでしょう。
自分のペースでさまざまなトレーニングをしたい人
ジムにはマシンをはじめ、プールやサウナなどさまざまな設備があります。これらを活用し、自身のペースでトレーニングしたい方はジムが合っているでしょう。
ピラティスは全身を鍛えるエクササイズであるため、鍛えたい特定の筋肉がある場合は不向きかもしれません。
ジムでは筋トレから有酸素運動まで多くのトレーニングを実践できるため、自身の思う負荷や進め方でトレーニングできます。
短期間で効果を出したい人
結果を出したい期間が具体的かつ短期間である場合は、やや負荷の高い運動を行えるジムでのトレーニングが有効です。
ピラティスは、継続して行うことで少しずつ筋肉の柔軟性を高めるエクササイズであるため、短期間で結果を出すことは難しいでしょう。
「3ヶ月以内に目標体重をクリアしたい」「夏までに引き締まったボディを手に入れたい」といった短期的な目標がある場合は、ジムを選択するのがおすすめです。
ただし結果を求めるあまり自身の筋力以上の負荷をかけると、ケガをする恐れがあります。短期間で集中してトレーニングを行いたい場合は、トレーナーをつけたりパーソナルジムを利用したりして、安全に行うことが重要です。
ピラティスが向いている人の特徴
ピラティスに向いている人の特徴は、次のとおりです。
- 姿勢を整えたい人
- しなやかな身体づくりをしたい人
- 肩こりや腰痛などの症状の緩和を期待する人
全身の筋肉にアプローチするピラティスを行うことで、姿勢の改善が期待できます。また柔軟性のある筋肉をつくりしなやかなボディラインを目指したい、肩や腰の痛み、違和感を改善したいという方にも役立つエクササイズです。
姿勢を整えたい人
姿勢を整えて美しいシルエットを目指したい方は、ピラティスがおすすめです。体幹のインナーマッスルを鍛えられるピラティスを行うと背骨や骨盤をしっかりと支えられ、身体のバランスを改善したり柔軟性を高めたりすることに役立ちます。
継続してピラティスを行えば、自然と正しい姿勢を保てるようになるでしょう。また、姿勢が整うと筋トレや有酸素運動などの効果も出やすくなるうえ、ケガの防止にも有効です。
しなやかな身体づくりをしたい人
ピラティスを行うことで姿勢が整う以外にも、柔軟性を高める効果も期待できます。
ピラティスのゆっくりと流れるような動作は、インナーマッスルを鍛えることに有効です。このような身体の内側の筋肉に働きかけるエクササイズにより、柔軟性が高くかつ関節の可動域の広いしなやかな身体づくりに役立ちます。
整った姿勢と同様に、しなやかな身体も運動の効率を高め、ケガの防止に役立つでしょう。
肩こりや腰痛などの症状の緩和を期待する人
ピラティスによって肩こりや腰痛の症状が和らぐことがあります。肩こりや腰痛の主な原因は姿勢の悪さや運動不足などによる身体のゆがみ、ストレス、冷えなどです。
ピラティスには、姿勢を整えることで身体のゆがみにアプローチし、肩こりや腰痛の原因を取り除く効果が期待できるでしょう。
また、ピラティスを習慣にすることで見込めるのが、運動不足の解消です。この点においても、ピラティスは肩こりや腰痛の症状を緩和できる可能性があります。
ジムとピラティスを併用した場合に期待できる効果
ジムとピラティスを併用することで、次のような効果が期待できるでしょう。
- 運動量を増やせる
- より効果的にトレーニングできる
- ケガの予防につながる
それぞれを単独で行うよりも、ジムとピラティスを併用したほうがより効果的なトレーニングを行える可能性があります。
ダイエットや理想の筋肉づくりが、よりスムーズに進められるでしょう。
運動量を増やせる
ピラティスにジムでのトレーニングをプラスすると、当然ながらその分運動量が増加します。
運動量を増やすことで期待できる効果は、生活習慣病や骨粗しょう症など病気の予防、メンタル面への好影響です。
その他、睡眠の質を高めたり十分な睡眠時間を確保したりすることにも役立つため、運動量の増加は健康的な生活を送るうえで欠かせない要素であるといえるでしょう。
より効果的にトレーニングできる
ピラティスとジムでの運動を併用すると、期待している以上の効果を得られる可能性が高まります。
有酸素運動に分類されるピラティスに、さらにジムでの有酸素運動を併用すれば、より高い脂肪燃焼効果が期待でき、ダイエットに役立ちます。インナーマッスルに加えアウターマッスルを鍛えられるため、見た目にも効果が実感できるほか、筋肉量の増加による基礎代謝量の増加も見込めるでしょう。
また筋トレの後に有酸素運動を行うと、脂肪分解を促す成長ホルモンの分泌が促進されるため、ダイエット効果が高まるといわれています。つまり、ジムで筋トレをしてからピラティスを行えば、よりスムーズにダイエットが進められるかもしれません。
逆にジムでの筋力トレーニングの後にピラティスを行えば、ストレッチの動作により筋肉をリラックスさせ、疲労回復効果が期待できます。翌日のトレーニングも、エネルギッシュに行えるでしょう。
ケガの予防につながる
筋トレによるケガを予防するためには、ピラティスとの併用がおすすめです。
ジムで行う負荷の高いトレーニングでは、ケガのリスクも付きまといます。とくに姿勢が悪かったり関節の可動域が狭かったりすると、過度な負荷がかかりケガを引き起こしやすくなるでしょう。
このような場合、ピラティスを併用してインナーマッスルを鍛え姿勢の安定や柔軟性の向上を目指せば、ケガのリスクを最小限に抑えられるのです。
さらに、ピラティスを行うことによって姿勢が整い関節の可動域が広がりやすくなれば、全身のバランス改善につながり、筋トレ効果の高まりも期待できます。
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ジムとピラティスの違いを知り、目的に応じて選ぼう
ジムとピラティスは、トレーニング内容や期待できる効果に違いがあります。たくましい筋肉をつくりたいならジム、姿勢を整え柔軟性を高めつつ、しなやかで引き締まった身体を手に入れたいならピラティスを選択するのがよいでしょう。
とはいえ「動きが難しいイメージのピラティスを始めることに不安がある……」という場合は、専用の器具が正確な動きをサポートしてくれるマシンピラティスを始めてみませんか?
マシン専門ピラティススタジオ「pilates K(ピラティスケー)」なら、初心者の方でも無理なく安全に取り組めます。トライアルレッスンも受け付けていますので、マシンピラティスをぜひ気軽に体験してみてくださいね。