マシンピラティスで酔うのはなぜ?原因と気持ち悪いときの対策を解説
マシンピラティスをしていて、乗り物酔いのように気持ち悪くなった。
レッスンを続けてもよいのか不安…。
リフォーマーの動きによって、乗り物酔いに似た症状が出る人はいます。
ただし、吐き気やめまいにはさまざまな原因があり、すべてが「マシン酔い」かどうかは分かりません。
まずは動きを止めて、症状が強いときや繰り返すときは医療機関への相談を検討しましょう。
この記事では、考えられる原因、その場でできる対処法、酔いにくくするポイント、続けていいのかの判断軸を解説します。
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マシンピラティスで酔う理由
キャリッジの動きと感覚情報のずれ、体勢や体調との関係を整理します。
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気持ち悪くなったときの対処法
レッスン中に最初に取る行動と、安全に休むときのポイントが分かります。
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酔いにくくするためのポイント
受講前の共有、頭の動かし方、視線と呼吸、体調判断を確認できます。
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続けてよいかの判断軸
再受講を考えられる場合と、医療機関への相談を優先したい場合を解説します。
この記事の
監修者
永田 真子
(ながた まこ)
ヨガ指導歴歴9年。
ホットヨガスタジオloIveトレーナーとして、インストラクター育成やレッスン開発、ボディメイクやダイエット目的としたWS開催を担当。
その経験を活かし、現在はマシンピラティス専門スタジオpilatesKシニアトレーナーとして全国9エリアに在籍する技術指導トレーナーを束ねるレッスンクオリティ責任者として活動。
マシンピラティスで酔う・気持ち悪くなるのはなぜ?

リフォーマーのキャリッジ(レール上を前後に動く台)が動くと、目から入る情報と体で感じる動きにずれが生じ、乗り物酔いに似た症状が現れることがあります。
ただし、「酔った」といっても、現れる症状は同じではありません。原因を考えるためにも、吐き気とめまいを分けて捉えることが大切です。
症状が出たときの動きや頭の向き、レッスン前の体調を振り返っておくと、インストラクターや医師へ状況を説明しやすくなります。
キャリッジの動きで視覚と平衡感覚にズレが生じる
乗り物酔いは、前庭感覚(体の傾きや動きを感じる感覚)・視覚・体の位置や動きを伝える感覚の不一致が、有力な仕組みの一つです。
参考文献:CDCの動揺病に関する解説
たとえば、キャリッジで体は前後に動いているのに、天井や壁は止まって見えると、感覚情報にズレが生じます。
体の移動に合わせて鏡や周囲を見回すと、目から入る情報も短時間で変化します。
刺激への感じ方には個人差があり、乗り物酔いしやすい人だけに起こるとは限りません。
これはマシンピラティスを直接調べた研究結果ではありませんが、乗り物酔いに似た反応が起こる可能性を考える手がかりになります。
頭の向きや体勢が変わる動きで酔うことがある
頭を上下に動かす、左右に向ける、仰向けから起き上がるといった体勢の変化が続くと、めまいや吐き気を感じることがあります。
キャリッジの移動と頭の向きの変化が重なると、目から入る情報と体が感じる動きのズレが大きくなる可能性があるためです。
頭を動かすたびに気持ち悪さが強まる場合は、その動きをいったん止めることが大切です。
どの方向を向いたとき、どの体勢から起き上がったときに症状が出たかを覚えておくと、インストラクターや医師へ状況を伝えやすくなります。
寝不足や体調不良が影響する場合もある
CDCは、睡眠不足によって動揺病が悪化する可能性があると説明しています。
睡眠が足りない日や疲れが強い日は、普段は気にならない動きでも不快感を覚える可能性があります。
レッスン前からめまいや吐き気、強いだるさがある場合は、マシンの動きだけでなく体調不良など別の要因が影響している可能性もあります。
疲労や空腹などが影響していることもあります。
体調が優れない日は無理に受講せず、体を休ませることを優先しましょう。
マシンピラティスで酔ったときの対処法
マシンピラティスで気持ち悪さを感じたときは、好転反応だからと我慢せず、すぐに動きを止めましょう。
無理にレッスンへ戻ろうとせず、症状が出た時点でインストラクターへ伝えてください。
ここでは、症状が出たときの対処法と、医療機関へ相談したほうがよい症状について解説します。
すぐに動きを止めてインストラクターに伝える
吐き気やめまいを我慢して続けると、転倒など別の危険につながるおそれがあります。
胃のむかつきや冷や汗、ふらつきなど、いつもと違う感覚が出た時点でキャリッジの動きを止めることが大切です。
インストラクターに「気持ち悪い」「めまいがする」などの症状を伝えて、すぐにエクササイズを中止してもらいましょう。
症状が残っている間は自己判断で再開せず、休憩または退出についてはスタッフと相談してください。
頭を動かさず楽な姿勢で休む
気持ち悪さやめまいを感じたら、インストラクターに伝えて転倒のおそれがない場所で休みましょう。
このとき頭や視線を頻繁に動かさず、自分が楽に感じる姿勢をとります。
立ったまま我慢せず、座る・横になるなど、転倒しにくい姿勢で休んでください。
目を閉じた方が楽な人もいれば、壁の一点など動かないものへ視線を向けると落ち着く人もいます。
症状が続く場合は無理にレッスンへ戻らず、スタッフと相談しつつ休みましょう。
少し楽になっても急に体勢を変えず、吐き気やふらつきが残っていないことを確認してからゆっくり移動します。
症状が強い・繰り返す場合は医療機関に相談する
吐き気やめまいにはさまざまな原因があるため、マシンの動きによる酔いと決めつけないことが大切です。
症状が強い、何度も繰り返す、レッスン後も治まらない、日常生活でも起こるといった場合は、医療機関へ相談しましょう。
症状の経過や一緒に現れる症状によっては、医療機関への相談が必要です。以下を受診の目安にしてください。
注意すべき症状
- 症状を毎回繰り返す
- レッスン後も長く続く
- 日常生活でもめまいや吐き気がある
上記に当てはまる場合は、すぐにエクササイズを中止して医療機関へ相談しましょう。
いつ、どの動きで、どのような症状が出て、どのくらい続いたかを記録しておくと、受診時に状況を伝えやすくなります。
マシンピラティスで酔いにくくするためのポイント
酔いを完全に防ぐ方法はありませんが、体調と動き方を確認しておくと、異変に早く気づきやすくなります。
次の4つを、レッスン前とレッスン中の確認項目として活用してください。
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1
酔いやすいことをレッスン前に伝える
乗り物酔いしやすい人や以前のレッスンで症状が出た人は、開始前にインストラクターへ共有しておきましょう。
グループレッスンの場合、症状が出たらすぐ合図することも、あわせて伝えておくと安心です。
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2
頭の向きや体勢をゆっくり変える
急に起き上がったり頭を大きく動かしたりせず、無理のない範囲で体勢を変えます。
違和感に気づいたら動きを小さくするか中止して、周囲のペースに合わせようとしないことが大切です。
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3
視線を動かしすぎず普段どおりの呼吸を続ける
鏡や周囲を頻繁に見回さず、見やすい方向へ視線を向けておくと視覚情報の変化を減らせます。
息を無理にこらえず、普段どおりの呼吸ができる範囲で動いてください。
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4
寝不足や体調不良の日は無理をしない
寝不足や体調不良の日、受講前からめまいや吐き気がある日はレッスンを休むことも必要です。
休むことを優先し、症状が続く場合は医療機関へ相談しましょう。
酔いやすい人でもマシンピラティスを続けられる?
一度軽い症状が出ただけで、すぐにマシンピラティスをやめないといけないわけではありません。
マシンの動きに徐々に慣れる人もいます。ただし慣れるまでの期間には個人差があるため、一概に回数の目安をお伝えすることはできません。
次のレッスンを受ける場合は、どの動きでどのような症状が出たか、休んだあとに症状がどう変わったかを振り返り、スタッフへ伝えられるようにしておきましょう。
毎回強い吐き気やめまいが出る場合は無理に継続せず、原因を確認するために医療機関へ相談してください。
これから始める人は、体調のよい日に体験レッスンを受けてマシンの動きが自分に合うか確かめるのも一つの方法です。
また、乗り物酔いしやすいなどの不安がある場合は、受講前にスタッフへ伝えておきましょう。
酔いを感じたら無理をせず体調に合わせて判断しよう
マシンピラティスで吐き気やめまいなどの症状が出たら、まずは動きを止めて休み、症状の変化を確認しましょう。
症状が強い場合や繰り返す場合は、レッスンの継続よりも医療機関への相談を優先することが大切です。
酔いが不安な方は、体調がよい日に、スタッフへ不安な気持ちを伝えたうえで体験レッスンを受けてみるのもよいでしょう。
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