ピラティスは40代にもおすすめ?期待できる効果と筋トレとの違いを解説
40代からピラティスを始めても遅くない?
筋トレとどちらを選べばいいの?
40代は、代謝や筋力の変化、下腹部や背中のライン、肩まわり・腰まわりのこわばりなどが気になりやすい年代です。
ピラティスは呼吸に合わせて体を丁寧に動かし、姿勢や体の使い方を見直しやすいエクササイズです。
この記事では、40代にピラティスが向いている理由、筋トレとの違い、体型変化の考え方、始めるときの注意点を解説します。
-
40代にピラティスが向いている理由
代謝や筋力の変化、体型の変化に対してどのように向き合えるかが分かります。
-
ピラティスと筋トレの違い
姿勢や動きやすさを重視する場合と、筋肉量を意識する場合の選び方を整理できます。
-
体型変化の見方
体重だけでなく、服の着用感や写真で変化を確認する考え方が分かります。
-
40代が始めるときの注意点
週1回から始める目安や、疲れが残る日の調整方法を確認できます。
この記事の
監修者
鈴木 直子
(すずき なおこ)
pilates指導歴19年。
2018年マシン専門ピラティススタジオ『pilates K』を立ち上げ。
現在はpilatesK ・pilatesKsmartのトレーナーとして、
全国109店舗(25年9月時点)に在籍するインストラクター育成や、レッスン開発を担当。
40代にピラティスが向いている理由と期待できる効果

40代にピラティスが向いている理由は、体を強く追い込むよりも姿勢や体の使い方を丁寧に見直せるところにあります。
年齢を重ねると、筋力の低下や体型の変化、肩まわり・腰まわりのこわばり、更年期前後のゆらぎが気になりやすくなります。
ピラティスは呼吸に合わせて体幹や骨盤まわりを使うため、体の状態に合わせて続けやすいエクササイズといえるでしょう。
この章の内容
代謝や筋力の低下が気になる体にアプローチできる
40代は、以前と同じ生活をしていても体が重く感じたり、疲れが抜けにくく感じたりすることがあります。
その背景には、筋肉量や活動量の変化、仕事や家事による座り時間の長さなどが関係していることが多いです。
ピラティスでは、腹部まわりや骨盤まわりを意識しながら呼吸に合わせて体をコントロールします。
大きく動くよりも正しい位置で丁寧に動くことを重視するため、運動が久しぶりの40代でも始めやすいでしょう。
下腹部や背中のラインなど体型の変化に気づきやすい
40代になると、下腹部が前に出て見える、背中が丸く見える、服の着用感が変わるなど、体型の変化が気になる場面が増えます。
ピラティスは、骨盤や肋骨の位置、背骨の伸びを意識しながら動くため、立ち姿やボディラインの見え方を整えるサポートが期待できます。
体重が大きく変わらなくても、背すじが伸びて見える、肩の位置が下がる、パンツのウエストまわりが楽に感じるなどの変化を感じることがあります。
数字だけで判断せず、鏡や写真、同じ服の着用感で見ていくと変化に気づきやすいです。
肩まわり・腰まわりのこわばりへのサポートが期待できる
長時間のデスクワークや家事が続くと、肩まわりや腰まわりがこわばりやすくなります。
ピラティスでは、胸郭や股関節を無理のない範囲で動かし、体幹で姿勢を支える感覚を身につけていきます。
肩や腰だけで頑張るのではなく、肋骨、骨盤、背骨の動きを連動させることで体の使い方を見直しやすくなります。
ただし、痛みや痺れがある場合は医師や専門家に相談してから始めましょう。
更年期前後のゆらぎに合わせて強度を調整しやすい
40代は更年期前後のゆらぎを感じ始める人もいます。
日によって疲れやすかったり集中しにくかったりすると、強度の高いエクササイズが負担になることもあるでしょう。
ピラティスは、呼吸やフォームを確認しながらゆっくり動くエクササイズです。
特にマシンを使う場合はスプリングの負荷を変えられるため、体調に合わせて無理のない範囲で動きやすいです。
無理に追い込まない選択ができることは、40代が運動習慣を続けるうえで大きな安心材料になります。
40代はピラティスと筋トレどちらがいい?
姿勢や動きやすさを整えたいならピラティス、筋肉量や消費エネルギーを意識したいなら筋トレも選択肢になります。
姿勢や動きやすさを整えたい人に向いています。
- 姿勢のクセを整えやすい
- 深い筋肉にアプローチしやすい
- ゆっくりとした動きで体の負担が少ない
筋肉量や消費エネルギーを意識したい人に向いています。
- 筋力を高めやすい
- 代謝の維持や向上に役立つ
- 達成感を得やすい
ただし、無理にピラティスと筋トレのどちらか一方だけを選ぶ必要はありません。
目的に合わせて違いを整理することで、自分に合う始め方が見えてくるでしょう。
姿勢や動きやすさを重視するならピラティスが向いている
姿勢のクセや体の動かしにくさが気になる場合は、ピラティスから始めると取り組みやすいでしょう。
ピラティスは、呼吸に合わせて背骨や骨盤まわりを丁寧に動かし、体の深い部分にある筋肉へアプローチしやすいエクササイズです。
肩に力が入りやすい、腰で庇いやすい、反り腰になりやすいなど普段の動作のクセに気づきやすい点も特徴です。
ゆっくりとした動きでフォームを確認しながら進められるため、体への負担を抑えたい40代にも合っているでしょう。
まずは姿勢のクセを整えることで、動きやすい体を作りたい人にはピラティスが向いています。
ピラティスKは無料で体験レッスンが受けられます。呼吸に合わせて丁寧に動く感覚を感じてみてください。
筋肉量や消費エネルギーを意識するなら筋トレも選択肢
筋肉量や消費エネルギーを意識したい場合は、筋トレを取り入れるのもひとつです。
スクワットのような基本動作は、脚やおしりなど大きな筋肉を使いやすく筋力を高めたい人に向いています。筋肉量が増えると代謝の維持にも役立つでしょう。
また、筋トレは回数や重さを変えやすいため、できることが増えていく達成感を得やすいです。
ただし、フォームが崩れたまま負荷を上げてしまうと、肩まわりや腰まわりに負担が出ることがあります。
筋トレを選ぶ場合は、軽い負荷から始めつつ正しいフォームで動ける範囲を大切にしましょう。
迷う場合はピラティスと軽い筋トレを組み合わせよう
迷う人は、ピラティスと軽い筋トレを組み合わせる方法もおすすめです。
ピラティスで姿勢のクセや体幹の使い方を確認しつつ、別日に軽い筋トレで脚やおしりなどの大きな筋肉を使うといいでしょう。
たとえば週1回はピラティスでフォームを確認し、余裕がある日に自宅で短時間の筋トレや散歩を取り入れる形です。
ピラティスと筋トレの相性は良く、組み合わせることでピラティスで動きの土台を作り、筋トレで筋力を補うことができます。
40代でピラティスをしても痩せない?体型変化の考え方
ピラティスを始めたからといって、すぐに体重が大きく変わるわけではありません。
ただし、姿勢や体の使い方が変わることで、見た目のすっきり感や服の着用感に変化を感じることはあります。
体型変化を目指すなら、体重計の数字だけでなく様々な角度から確認することが大切です。
体重より姿勢・服の着用感・写真で変化を確認する
ピラティスの変化は、体重よりも姿勢やボディラインに出やすいです。
例えば、骨盤と肋骨の位置を意識することで、下腹部が前に出る感じや背中の丸まり方が変わって見えることがあります。
また、変化を確認するときは、同じ服を着たときのウエストまわりや横から撮った写真、肩の高さなどをチェックしましょう。
体重だけにこだわらず、姿勢・服の着用感・写真の3つで見ると、変化を判断しやすくなります。
体脂肪を落としたい場合は食事と歩く量も整える
体脂肪を落としたい場合は、ピラティスだけでなく食事と日常の活動量も整える必要があります。
ピラティスは姿勢や体の使い方を見直しやすい一方で、消費エネルギーだけを大きく増やすエクササイズではありません。
食事ではたんぱく質や主食量、間食の取り方を見直し、日常では歩く量を増やすことで体型変化を目指しやすくなります。
ピラティスで姿勢の土台を作って食事と歩く量で体脂肪にアプローチする、と分けて考えると無理なく続けやすいでしょう。
40代がピラティスを始めるときの注意点
40代でピラティスを始めるときは、早く変化を求めて強度を上げすぎないことが大切です。
体の状態には個人差があるため、最初はフォームと呼吸を確認しながら、無理なく続けられるペースを考えましょう。
肩まわりや腰まわりに不安がある場合は自己判断で始めない
肩まわりや腰まわりに強い不安がある場合は、自己判断で始めないようにしましょう。
痛みやしびれ、違和感、過去のけが、病気がある場合は、前に医師へ相談することが大切です。
レッスンを受ける場合も、初回に不安な部位や避けたい動きをインストラクターと共有しておくと、強度を調整しやすくなります。
不安があるときは、我慢して続けるよりも相談して内容を変えるほうが安全です。
最初は週1回から始めて、フォームと体の使い方を優先する
初心者は、まず週1回から始めると続けやすいです。
最初のうちは回数を増やすよりも、呼吸が止まっていないか、肩に力が入りすぎていないか、腰でかばっていないかを確認しましょう。
マシンピラティスでは、スプリングの補助やインストラクターの誘導を受けながらフォームを確認できます。
慣れてきたら週2回を目安に増やすのもひとつですが、まずは正しく動ける感覚を優先しましょう。
疲れが残りやすい日は強度を下げて回復を優先する
40代になると、睡眠不足や忙しさの影響で疲れが残りやすい日もあります。
そのような日は負荷の高い動きにこだわらず、呼吸やストレッチに近い内容へ切り替えるのもひとつです。
筋肉痛やだるさが長引く、フォームが崩れる、呼吸が浅くなるといったサインがあるときは、休息を含めて調整しましょう。
続けるために強度を下げる日を作ることも、40代のピラティスでは大切な選択です。
40代のピラティスに関するよくある質問
最後に40代の方がピラティスを始める前に迷いやすい疑問をまとめています。
40代の初心者でも始められる?
40代の初心者でも始められます。
ピラティスは、体力に合わせて動きの大きさや強度を調整しやすいエクササイズです。
不安がある場合は、初心者向けクラスやマシンピラティス、少人数制のレッスンを選ぶとフォームを確認しつつ進めやすいです。
40代はマシンとマットどちらから始めればいい?
迷ったときは、マシンピラティスから始めると正しいフォームで始めやすいです。
マシンはスプリングで補助や負荷を調整できるため、正しい体の使い方をつかみやすい場合があります。
一方、マットピラティスは自宅で復習しやすい点が魅力です。
最初にマシンで動きの基礎を覚えて、慣れてきたらマットで短時間の復習をするという方法もよいでしょう。
ピラティスの服装は何を選べばいい?
ピラティスの服装は、動きやすく体のラインが程よく分かるものを選びましょう。
トップスは長め丈でも問題ありませんが、裾が大きくめくれたり、肩や肋骨の動きが見えにくかったりするものは避けると安心です。
レギンスに抵抗がある場合は、細身のパンツやショートパンツを重ねる方法もあります。
スタジオによっては滑り止め靴下が必要な場合があるため、体験前に持ち物を確認しておきましょう。
40代でピラティスを始めても体型は変わる?
40代でピラティスを始めても、姿勢やボディラインの変化を目指せます。
ただし、体型の変化には個人差があります。
体型の変化を確認するときは、背すじの伸び方や下腹部の見え方、服の着用感、写真での立ち姿をチェクしつつ、数週間〜3か月ほど続けてみましょう。
ピラティスで軽やかに動ける40代を目指そう
40代は、代謝や筋力の変化、体型の変化、肩まわり・腰まわりのこわばり、更年期前後のゆらぎなど、体の変化を感じやすい年代です。
ピラティスは、呼吸に合わせて体を動かしながら、姿勢や体の使い方を見直すエクササイズです。
姿勢や体の使い方が変わることで、日々の生活が楽に感じることがあります。
姿勢や服の着用感、写真の印象、体の動かしやすさを見つつ、無理のないペースで続けていくことが大切です。
運動に不安がある方は、体験レッスンでレベル感や体の動かしやすさ、通いやすさを確認してみるのもよいでしょう。
シェアする
ダイエット
ピラティス
