ピラティスは毎日10分でも効果あり?おすすめメニューとコツを解説
ピラティスを毎日やると効果は出やすいの?
毎日続けても体に負担はない?
と気になっていませんか。
ピラティスは、呼吸に合わせて体をコントロールしながら動かすエクササイズです。
軽いメニューであれば毎日取り入れやすく、姿勢のクセや体の使い方に気づくきっかけにもなります。
ただし、毎日やればやるほど効果が高まるわけではありません。
疲れや筋肉痛がある日は休む、回数や可動域を小さくするなど、体調に合わせて調整することが大切です。
この記事では、ピラティスを毎日やることで期待できる効果や、毎日やってもいい人の目安、自宅でできるおすすめメニュー、続けるときの注意点を解説します。
\この記事を読めば分かること/
- ピラティスを毎日10分続けることで期待できる効果
姿勢のクセや呼吸、体幹への意識など、毎日続けることで気づきやすい変化を解説します。 - ピラティスを毎日やってもよい人の目安
軽いメニューなら毎日取り入れてもよい理由や、初心者が10分程度から始める考え方が分かります。 - 自宅でできるピラティスメニュー
ロールアップやスワンなど、毎日の習慣に取り入れやすい基本メニューを紹介します。 - 毎日続けるときの注意点
疲れや筋肉痛がある日の判断、首や腰に負担を感じるときの調整方法を解説します。
この記事の
監修者
永田 真子
(ながた まこ)
ヨガ指導歴歴9年。
ホットヨガスタジオloIveトレーナーとして、インストラクター育成やレッスン開発、ボディメイクやダイエット目的としたWS開催を担当。
その経験を活かし、現在はマシンピラティス専門スタジオpilatesKシニアトレーナーとして全国9エリアに在籍する技術指導トレーナーを束ねるレッスンクオリティ責任者として活動。
ピラティスを毎日10分続けるとどんな効果が期待できる?

ピラティスを毎日続けると、姿勢や呼吸、体幹などに意識を向ける時間が増えます。
短時間でも体を動かす習慣ができることで、日常生活の中でも体の使い方を見直しやすくなるでしょう。
ただし、ピラティスを毎日すれば必ず体重が落ちる、すぐに見た目が変わるというわけではありません。
まずは姿勢や呼吸、体の動かしやすさなどの変化に目を向けることが大切です。
猫背や反り腰など、姿勢のクセに気づきやすくなる
ピラティスでは、背骨や骨盤の位置を意識しながら体を動かします。
そのため、猫背になりやすい、腰を反りやすい、肩に力が入りやすいといった姿勢のクセに気づきやすくなります。
毎日少しずつ続けることで、レッスン中だけでなく、座っているときや立っているときの姿勢にも意識が向きやすくなるでしょう。
深い呼吸を意識する時間が増え、気分を切り替えやすくなる
ピラティスは、深い胸式呼吸に合わせて体を動かすエクササイズです。
動きに集中しながら呼吸を続けることで、浅くなりがちな呼吸に気づきやすくなります。
朝、ピラティスを取り入れることで体を起こす時間に、夜に取り入れることで一日の緊張をゆるめる時間にしやすいでしょう。
忙しい日でも、数分だけ呼吸と自分の体に意識を向けることで、気分を切り替えやすくなります。
お腹まわりや骨盤まわりを意識し、体幹を使いやすくなる
ピラティスでは、お腹まわりや骨盤まわりを安定させながら動く場面が多くあります。
普段の生活ではなかなか意識しにくい体幹部分に意識を向けやすくなるのも特徴です。
体幹を意識できるようになると、姿勢を保つときや歩くときにも体の中心を使う感覚をつかみやすくなります。
体重よりも、姿勢やボディラインの変化を感じやすい
ピラティスを毎日続けても、すぐに体重が大きく変わるとは限りません。
最初は、「背筋を伸ばしやすくなった」「肩まわりがすっきり感じる」「お腹まわりに意識が向くようになった」などの変化を感じる人が多いです。
ダイエット目的の場合も体重だけで判断するのではなく、姿勢やボディライン、体の動かしやすさもあわせて確認するとよいでしょう。
実際に体重は変わっていなくても、姿勢への意識が変わることで鏡で見たときの印象がすっきり感じられることもあります。
毎日10分でも続けることで、運動を習慣にしやすい
ピラティスは、10分程度の短時間でも取り入れやすい運動です。
毎日長く行う必要はありません。まずは短い時間でも体を動かす日を増やすことが、運動習慣づくりにつながります。
「今日は少しだけ動く」という日をつくることで、運動へのハードルが下がります。
無理に完璧を目指すより、続けられる時間と強度を見つけることが大切です。
ピラティスは毎日やっても大丈夫?

ピラティスは、軽いメニューであれば毎日取り入れやすいエクササイズです。
呼吸に合わせてゆっくり動くメニューであれば、毎日行うことで日々の体の状態を確認する時間にもなります。
毎日続ける場合は、疲れや筋肉痛の状態に合わせて調整することが大切です。
無理に同じメニューを続けるのではなく、体調に合わせて休む日や軽めにする日をつくりましょう。
筋肉痛や疲れがある日のピラティスについては、ピラティスを毎日行うときの注意点でも詳しく解説しています。
軽いメニューなら毎日取り入れてもOK
呼吸を意識しながら背骨や股関節まわりをゆっくり動かすような軽いメニューであれば、毎日の習慣として取り入れやすいでしょう。
たとえば朝は、背骨を丸めたり伸ばしたりして体を起こす時間に。夜は、肩まわりや股関節まわりをゆっくり動かして、一日のこわばりをゆるめる時間にするとよいでしょう。
大切なのは、毎日ハードに行うことではありません。
呼吸や姿勢を意識できる範囲で、無理なく続けることを意識しましょう。
初心者は毎日10分程度から始めると続けやすい
初心者が毎日ピラティスをする場合は、10分程度の短い時間から始めるのがおすすめです。
短時間であれば生活に組み込みやすく、疲れが残りにくい範囲で続けやすいです。
最初から30分、1時間など長く行おうとすると、フォームが崩れたり続けること自体が負担になったりすることがあります。
まずは毎日しっかりよりも、呼吸を止めずに動けるか、首や腰に負担が出ていないかを確認しながら進めましょう。
筋肉痛や疲れがある日は休む判断も必要
ピラティスを毎日したくても、筋肉痛や疲れがある日は休む判断も必要です。
疲労がたまっている状態では、正しい姿勢を保ちにくくなったり呼吸が浅くなったりすることがあります。
痛みがある日に無理に行うと、首や腰などに負担がかかる可能性もあります。
体調に不安がある日は
- 軽いストレッチに切り替える
- 回数を減らす
- 思い切って休む
など、負担がかかりすぎないように調整しましょう。
疲れている日に同じ回数をこなそうとすると、呼吸や姿勢よりも「最後までやること」に意識が向きやすいです。
毎日続けたい人こそ、体調に合わせて軽くする日をつくることが大切です。
毎日自宅でできるピラティスメニュー
毎日ピラティスを行う場合は、難しい動きよりも呼吸や姿勢を意識しやすい基本のメニューから始めるのがおすすめです。
ここでは、10分程度で自宅でも取り入れやすい4つのメニューを紹介します。
痛みが出る場合は無理をせず、回数や可動域を小さくして行いましょう。
背骨を一つずつ動かす感覚をつかむロールアップ
ロールアップは、仰向けの姿勢から上体をゆっくり起こすエクササイズです。
背骨を一つずつ動かすように意識しながら行うことで、お腹まわりや背中の動きに意識を向けやすくなります。
ロールアップのやり方

- 仰向けになり、両脚を伸ばします。
- 息を吸いながら両腕を天井方向に上げます。
- 息を吐きながら、お腹を薄く保つ意識で上体をゆっくり起こします。
- 戻るときも反動を使わず、背骨を順番に床へ下ろします。
腰が反りやすい場合は、膝を立てたり、太ももの裏に手を添えたりして調整しましょう。
丸まりやすい背中をゆるやかに伸ばすスワン
スワンは、うつ伏せの姿勢で胸を前に伸ばしながら、上体をゆっくり起こすエクササイズです。
デスクワークなどで背中が丸まりやすい人に向いています。
スワンのやり方

- うつ伏せになり、両手を胸の横に置きます。
- 肩をすくめないようにしながら、息を吸って胸を前に伸ばします。
- 息を吐きながら、首と腰に負担がかからない高さまで上体を起こします。
- 背中の広がりを感じながら、ゆっくり元に戻します。
腰に違和感がある場合は、上体を高く上げすぎないようにしましょう。
お腹まわりを意識しやすいシングルレッグストレッチ
シングルレッグストレッチは、仰向けで片脚ずつ引き寄せながら動くエクササイズです。
お腹まわりを安定させながら脚を動かすため、体幹への意識を高めたいときにおすすめのメニューです。
シングルレッグストレッチのやり方

- 仰向けになり、両膝を立てて骨盤の幅に開きます。
- 頭と肩を少し起こし、片膝を胸に近づけます。
- 持ってきた膝に両手を添えます。
- 反対の脚は斜め前に伸ばします。
- 息を止めずに、左右の脚を交互に入れ替えます。
首に力が入りやすい場合は、頭を床につけたまま行っても構いません。
座り姿勢のクセに気づきやすいスパインツイスト
スパインツイストは、座った姿勢で背骨を左右にねじるエクササイズです。
背中を丸めずに上半身を動かすため、座り姿勢のクセに気づきやすくなります。
スパインツイストのやり方

- 床に座り、背筋を伸ばします。
- 両腕を肩の高さで横に広げます。
- 息を吸って準備し、吐きながら上半身をゆっくりねじります。
- 骨盤が動かない範囲で、左右交互に行います。
背中が丸まりやすい場合は、膝を軽く曲げると姿勢を保ちやすくなります。
ピラティスを毎日行うときの注意点
ピラティスを毎日続ける場合は、体調に合わせて強度を調整することが大切です。
軽いメニューであっても、疲れや痛みがある日に無理をすると、正しい姿勢を保ちにくくなります。
絶対に毎日やると決めるよりも、体の状態に合わせて回数を減らす日や休む日をつくるようにしましょう。
疲れがたまると正しい姿勢を保ちにくくなる
ピラティスは、呼吸に合わせて体をコントロールしながら行います。
疲れがたまっていると、肩に力が入りやすくなったり腰を反りやすくなったり正しい姿勢を保ちにくくなることがあります。
疲れている日に無理をすると、呼吸やフォームよりも「最後までやること」に意識が向いてしまいます。
集中して動けない日は、回数を減らす、軽いメニューに切り替えるなど負担を調整しましょう。
筋肉痛や痛みがある日は、軽いストレッチや休息に切り替える
筋肉痛がある日は、無理にいつもと同じメニューを行う必要はありません。
軽い筋肉痛であれば、呼吸を整えながらゆっくり体を動かす程度で続けられる場合もあります。
一方で、関節に痛みがある、首や腰に違和感がある、強い疲労感がある場合は休むことも大切です。
痛みを我慢して続けるのではなく、体の状態に合わせて判断しましょう。
同じメニューばかりだと、お腹・背中・股関節など使う部位が偏りやすい
毎日ピラティスを行う場合、同じメニューばかりを繰り返すと、使う部位が偏りやすくなります。
お腹まわりだけでなく、背中、股関節、肩まわりなどもバランスよく動かすことが大切です。
日によってメニューを変えたり、軽めの日をつくったりすることで、特定の部位に負担が集中しにくくなります。
自宅で行う場合も、体の前側・後ろ側・ねじる動きなどを組み合わせるとよいでしょう。
首や腰に負担を感じるときは、回数や可動域を小さくする
ピラティス中に首や腰に負担を感じる場合は、無理に同じ動きを続けないようにしましょう。
回数を減らす、脚を下げすぎない、上体を起こしすぎないなど、動く範囲を小さくすることで負担を調整できます。
痛みがある場合は中止し、必要に応じて専門家に相談してください。
特に産後の方や持病がある方は、始める前に医師や専門家へ相談すると安心です。
ピラティスを毎日するときによくある質問
最後に、ピラティスを毎日行うときに気になりやすい疑問を整理します。
毎日続けるか迷っている方は、自分の体調や目的に合わせて判断しましょう。
ピラティスは毎日すると良くないですか?
軽いメニューであれば、毎日取り入れても問題ないケースが多いでしょう。
ただし、筋肉痛や疲れ残っている日まで無理に行うのはあまり良くありません。
毎日続けたい場合は、10分程度の短いメニューから始め、体調に合わせて回数や強度を調整することが大切です。
詳しくは、ピラティスは毎日やっても大丈夫?で解説しているので参考にしてください。
ピラティスは毎日したほうが痩せますか?
ピラティスを毎日したからといって、必ず体重が落ちるわけではありません。
ピラティスは、姿勢や体幹への意識を高め、ボディラインづくりをサポートするエクササイズです。
体重だけでなく、姿勢や体の動かしやすさの変化もあわせて確認するとよいでしょう。
詳しくは、ピラティスを毎日やるとどんな効果が期待できる?で解説しています。
マシンピラティスも毎日してもいいですか?
マシンピラティスを毎日するかどうかは、レッスンの強度や体力、体の疲れ具合によって変わります。
マシンは体の動きをサポートしてくれる一方で、設定する負荷やメニューによってはしっかり筋肉を使うこともあります。
初心者は毎日通うことより、まずは週1〜2回程度から始めて筋肉痛や疲れが残らないかを確認しながら調整するとよいでしょう。
ピラティスにどれくらいの頻度で通うか悩んでいる方はこちらも参考にしてみてください。
ピラティスを毎日するときはスタジオに通うべきですか?
ピラティスをするのに、必ず毎日スタジオへ通う必要はありません。
自宅では短時間の軽いメニューを取り入れ、スタジオではインストラクターにフォームを確認してもらうなど、目的に合わせて組み合わせるとよいでしょう。
初心者の場合は、まずスタジオで基本の姿勢や体の使い方を確認し、慣れてきたら自宅での軽いメニューを組み合わせる方法もあります。
インストラクターにフォームを確認してもらいながら、自宅で取り入れやすいメニューを相談するのもひとつの方法です。
ピラティスを毎日するなら、できる範囲で無理なく続けることが大切
ピラティスは、軽いメニューであれば毎日取り入れやすいエクササイズです。
毎日続けることで、姿勢や呼吸、体幹への意識が高まりやすくなります。
一方で、毎日やればやるほど効果が高まるわけではありません。
筋肉痛や疲れがある日は休み、首や腰に負担を感じるときは回数や可動域を小さくするなど、体調に合わせて調整しましょう。
フォームに不安がある場合は、スタジオでインストラクターに確認してもらうのもひとつの方法です。
自分に合ったペースを見つけて、無理なくピラティスを続けていきましょう。
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